「祈りの科学」興梠弘一著

2022 年 12 月の初めに「祈りの科学」という本を POD（オンデマンド印刷）で出版した。

テルミー温熱療法の興梠先生のお兄さん、興梠弘一さんが 1995 年に小冊子として自分で印刷・販売していた 40 ページくらいの本で、「祈り」の神髄（エッセンス）について簡潔明瞭に書かれている。

テルミー温熱療法の興梠先生

興梠先生とのご縁は 20 代の頃に友人に紹介で西東京西武柳沢にある先生の所でテルミー温熱療法のセッション（施術）を受けさせてもらった頃から始まって、その後かれこれすでに 20 年近くお付き合いをさせて頂いている。

テルミー温熱療法の施術も去ることながら、興梠先生の所に行くといつも自分のヒントやインスピレーションになる話を丁度よいタイミングでカジュアルに雑談としてしてくれるので、特に身体に悪い所がなくてもお話をしに最近でも時々通っている。

これまで興梠先生とは「身体」「意識」「心」や「世界の仕組み」など本当に色んな事について雑談を通してシェアして頂きました。

２０代の頃は興梠先生の話を聞いても分からない事が少なくなかったのだが、最近はその時々で興梠先生の身体から沸き起こってくる言葉や波動が自分の身体の中の何かと共鳴、響くような感覚があり、その瞬間に自分にとって大切な理解や気づきが生まれてくるのだ。

そういった意味で今回出版した「祈りの科学」という本は興梠先生のお兄さんの本だが、これを読む人が丁度よいタイミングで共鳴が起こり、その人に必要なヒントやインスピレーションが沸き起こることを願ってやまない。

私も偶然この小冊子を最適なタイミングで出逢い、何かに衝き動かされるように何度も読まされて、これは多くの人が触れた方が良い内容だと心底感じたので、今回出版させて頂きました。

目次／まえがき（興梠守）、祈りの科学、祈りの対象、祈りの心構え、始まり、進化、人間、倫理的方法、科学的方法、霊的方法、祈りの秘密、祈りの姿勢、祈りの心、あとがき

「あなたはその人と待ち合わせをしている。その場所はどこだろうか。その時はいつだろうか。やがてあなたは、あなたを待っているその人と会う。その人もあなたもお互いに会いたがっていた事を知る。その人とは誰だろうか。本来のあなただ。本当のあなただ。あなたは、この本でその人と会うことになる」

興梠守 (興梠弘一を見つめてきた弟)

1947 年 4 月 27 日生まれ

宮崎県延岡市出身

生後、病気で生死をさ迷うなど、虚弱な幼少期を過ごしながらも音楽の才能を開花。

小 4 の時に、プロのハーモニカ奏者にスカウトされるが、親の同意を得られず断念。その後もバッハを始めクラシックへの造詣を深める。

15 歳、ヨガに出会う。

17 歳、児童文学を中心に創作開始。

同時期に仏陀、および空海の研究活動。

1998 年、クリヤヨガの指導を開始する。

2013 年 2 月 15 日、他界。